成功したいなら感情に慎重になれ

成功したいなら感情に慎重になれ

成功したい人間ほど、感情に気を使う必要があります。

どうも久万です。

改訂版金持ち父さん貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)の著書で有名なロバートキヨサキ氏が書いた「キャッシュフロークワドラント」と呼ばれる本を読みましました。


改訂版金持ち父さん貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

改訂版金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント:経済的自由があなたのものになる (単行本)

この本では四つの職業が紹介されその四つに分類された職業の人がどのように生きているのかが説明されています。

主に「ビジネスオーナー」「投資家」「自営業者」「従業員」に分けられるということ。本の内容は「ビジネスオーナー」「投資家」として成功するためにはどうしたらいいか?ということが書かれている。

知能よりも感情的知能を高めろ

少し長くなりますが良い文章があったので引用しますね。

キムと私が一時ホームレスになり、経済的に非常に不安定な状態にあったとき、私たちの感情はコントロール不能の状態にあった。理性に基づいているように聞こえる話が、じつは単に感情に基づいていた・・・こんなことが何度あったことだろう。あの時、私たの感情は、友人たちと同じことを言っていた。「安全第一でやればいいじゃないか。安定した仕事を見つけて、人生を楽しむんだ」

でも、その一方で私たちは二人とも、安全より自由を選ぶ方が論理的だと思っていた。経済的自由を手に入れれば、仕事に依存した安定からは決して得られない安心が得られることを私たちは知っていた。そんな私たちにブレーキをかけていたのはただ一つ、感情におぼれた考え方です。つまり、一見論理的に聞こえるが、長期的に見たらまったく道理にかなっていない考え方です。でも、ありがたいことに、クワドラントの境界線をすっかり超えてしまうと、それまでの古い考え方はなりを潜め、自分たちが望む通りの新しい考え方ができるようになった。

ロバート・キヨサキ キャッシュフロークワドラント

多くの人がビジネスオーナーや投資家として資本家側に回れないのは、リスクを取る恐怖心のためだと考えられます。

恐怖心のために短絡的な考え方に支配され企業で安定した収入を得ようとするのかもしれません。

収入を一定的にもらえ、安定した生活をすることができることに心の安堵を持つようになると、敢えてリスクを取ろうとは思わなくなるんですよね。

これからの時代はテクノロジーの発達で変化が凄まじいんです。資本主義の流れは加速し、仮想通貨のようなニューエコノミー圏が生まれるということは資本家になるチャンスが十分にあるということ。

嫌な仕事を時間に縛られてお金を取りに行く思考はいい加減捨てて自分が得意なことにフォーカスして行くべき。

働くことが悪いのではなく、自分の働く目的があることをすべきだと!

それを実現するために企業で務めるというのは良いことだと思うのですが、お金のために働くことを労働という形で対価を得るのは辞めるべきだと思います。

でも、自分で何か新しいことをするのはリスクあるやん。

そうです、リスクはつきものなんです。リスクを置いて成功するということは絶対にあり得ないことです。

これは社会を見れば一目で分かります。

学校を出ると多くの人が仕事に安定した仕事に就こうと考えます。

良い学校を出て有名な企業に入れば何か社会から賞賛の目で見られると勘違いしてしまう日本社会の風潮。

私の大学でもそんな学生がいますが、まるで彼らは何を求めてそこまで良い企業に行くことに拘るのか理解できません。

目的のための努力・頑張りではなく、自分を美化する手段の目的化になっているんですよね。

彼らの言葉に耳を傾けるこんな言葉が出てきます。

・親や恋人を安心させたい

・親に大企業に就職できれば安泰だと言われた

・世間で名の通った、年収の良い企業に行きたい

・やりがいがある企業に行きたい

安定、世間体、自分のブレた軸があるんですよね。

どの言葉も仕事(就職)をする本来の目的ではなく自分を取り繕うための手段になっていること。

自分の感情に慎重に向き合おう

感情的な恐怖に慎重に向き合い自分が本当になりたい姿、したいことは何かを考えよう。

自分の目的を明確にし、その明確な目的に近づくために必要なことを取り入れます。

これが周りの期待や自分の抱えている不安と上手に向き合い、成功に近く土台となるでしょう。成功は感情をコントロールすることから始まる。これが重要ですね。