「自分は自分、人は人」を勘違いしいる人へ

「自分は自分、人は人」を勘違いしいる人へ

自分は自分 人は人」っていう生き方、これ蔓延していませんか?

評価型経済の台頭と呼ばれるように、個性が評価されお金となる経済システムが徐々に社会に浸透し始めていると言われています。

「自分は自分 人は人」と思い、自分軸で生きることを大切にしている人もいると思います。

  • 人と比較すること
  • 他人の時間軸で生きること
  • 人の目線を強く感じながら生きること

こういった悩みを持っている人は少なくないでしょう。


自分は自分 人は人 -争わない「生き方」- (WIDE SHINSHO175) (新講社ワイド新書)

先日、こんな本を読んでいる人と出会いました。

書評には以下のようなコメントが寄せられていました。

当たり前だけど、自分と他人ば別の人同士であって、比べるとのではなく、自分の価値感をちゃんと持つことの大切さや、四季折々の行事を大切にする事で、自分の人生の豊かに感じるなど、今まで他人と比べる事によって自分の人生を過ごしていた事に気付かされた本だった。

マイペースに生きていくことの大切さを教えていただきました。人と比べずじぶんの信念を持って生きていきます。

私は読んだことがありませんが、自己啓発系の本のようです。

私も他人の価値観や期待の押し付け、嫉妬によって自分の軸を失ってしまうのは反対です。

むしろ自分の信念に忠実に生きている人の方がカッコいいと感じます。(自分への自戒を込めてでもありますが、)

自分の軸を生きるのは良い。けど秩序に沿った最低限の社交性は持てよ

私は、「争わない「生き方」自分は自分 人は人を読んでいる人と会話して思いました。

「こいつ、自分だけ他と違うと勝手に勘違いしているな」

挨拶、コミュニケーション、全てにおいて人間的な魅力に欠けているのです。

元々の性格と思えば、そんなこともなく出るとこでは自分から積極的に出ていきます。

まあ私は腹が立った訳です。

頭脳は確かに賢い人間ですが、他人を小馬鹿にするような雰囲気が表面に出ているのは明らかです。

頭が良い、才能があって、人よりも抜きん出る魅力があっても、人から愛されるような人物にならないと人はついてこないのでしょう。

人の痛みが分かる、困っていることに寄り添える共感力を持つことも、「自分は自分、人は人」と思いながら生きる上で重要なことなのではないでしょうか。