21歳の新卒フリーランスが資産3億円の富裕層と話をして気づいたこと

21歳の新卒フリーランスが資産3億円の富裕層と話をして気づいたこと

人生に自由な選択を求めて、独立しようと奮闘している21歳のNAOです。

今回は某グループ会社の経営者・役員であり、投資家・トレーダーでもある方とお会いする機会があった際に、話した内容について皆さんにシェアします。

私は人生において自由な選択肢を増やすためには、お金について深く学ぶ必要があると思っています。

そんな折に純資産が3億円を超える方とお話をする機会が持てたのは光栄でした。

資産3億円の経営者/投資家 どうしてそんなにお金を持っているのか?

私がお会いした方の主な職業は、グループ企業のフランチャイズ化された店舗の経営者の方でした。

出会いは偶然で、友人のバイト先に訪れたところ、経営者の奥さんと話す機会がありました。

私が投資やビジネスに強い関心があることを伝えると、後日、経営者(旦那)さんから連絡を頂きました。

私の今までの人生では、資産が1億円を超えるような人と出会う機会はありませんでした。お金だけで人の価値を測るのは浅薄ですが、面白い話が聞けるのではないかと思い、ワクワクした気持ちで連絡をしました。

複数店舗を運営しており、グループ企業の役員にもなっている方。

年収は1500-2000万円近く貰っていると仰っていましたが、元々は証券会社や銀行での勤務もあり収入はもっと高かった時もあるそうです。

そして副業として厚い収入源となっているのが、投資・トレードによる収益でした。

「長い時間をかけてここまできた」と仰っており、今でも記憶に残ります。

3億円の資産額と聞くと、一般人が築く富としては道のりが遠いように感じますよね。その方の年齢は50代でしたが、これくらいの資産があると生活において困ることはまず無いでしょう。

私が話を聞いた内容を感覚的にまとめると、その方がお金を持っている理由は以下のような感じになります。

彼がお金を持っている理由/感じたこと

・高収入な実働をしていること
・高級車を所有したり、贅沢な生活はせず、お金と生活を分けて人生の幸せを追求している
・常に高い視線で世の中を見渡し、努力を怠らずに前進する気持ちがある
・稼いだお金を金融資産への投資に回し、資産の増加スピードを格段に上げていること
・本業と同等に近い収入(それ以上の場合も)が投資から得られていること
・投資や事業の失敗で気持ちが折れないこと、トライ&エラーで勝てるようになること

高収入な実働をしていること

経営者としての顔を持っているこの方は、従業員よりも多くのお金を得られる立場にいます。

資本主義の構造上、資本を活用して商品を生み出す側のトップ(経営者・投資家)は利益や株式から多くの所得が得られます。

ここ最近では、個人でのビジネスやスモールビジネスによって莫大な収入を稼ぐ人も増えています。どのような立場で仕事をするかによって、稼げる金額は変わりますね。

さらに、インターネットの普及が多くのビジネス機会を生み出しているのは、火を見るよりも明らかです。

高級車や贅沢な生活はせずに、お金と生活を分けて人生の幸せを追求している

経営者、そして投資家として資産を築いてこれた秘訣は、見栄や一時的な快楽のために散財しなかったことにもあるようです。

常に生産性のある行動・生活を心掛けることで実用的な支出ができるということ。

その方いわく、高級車に興味を持った時期はあったけどリスクリターンを考慮すると、とても乗れないと仰っていました。

車が好きで乗りたいなら乗っても良いですが、何でも贅のつく嗜好品みたいな車や時計などにお金を使っていてはいずれダメになるとのこと。

「お金は稼ぐより、何に使うかを考える方が難しい」

心に残して置きたい言葉を頂きました。

常に高い視線で世の中を見渡し、努力を怠らずに前進する

私がお話をして感じたことは子供のように夢や目標について話をすることです。

世の中の大半、一般の大人のように社会への不平不満を言い、そのくせ自分では何もせずに安住の道を求める大多数の人とは違う物腰をお持ちの方でした。(この記事をお読みになってくださっている方に、そのような人はいないと思っています)

向上心が高く、社会でいま起きていることを常に注視している姿勢を感じました。

「経営や投資をしていると世の中の関心や出来事について関心が高まる」と仰っていたのは今でも印象的です。

社会を知ることで自分を知り、そして過程を通じて自分の生きる道を模索して行動していく。

必然的に夢や目標は定まり、人生の楽しみをより高次なものへと進化させ続ける姿勢を感じました。

稼いだお金を投資に回して資産の増加スピードを格段にあげていること

資産の増加スピードを上げること。資産はシンプルに言いくるめれば、お金へと転換できる価値の総量を指します。

そして資産を増やすのに用いられる手段が投資になります

その方は投資でも、トレードと呼ばれる短期で株式を売買する方法で資産を構築してきました。

数分おきで売買することもあると仰っていましたが、10年のスパンを得て勝てるトレード方法を自分なりに築き上げたと言ってました。

現在は週に数回の売買だけをするスイングトレードを主にしているそうです。

私もその方の投資手法を詳しく聞きしましたが、オリジナリティのある投資手法に話を聞いただけではとても真似できないと思いました。

私が参考にしている勝ち続ける投資家は、ルールを徹底的に守り、細部にもこだわり、自分に合った手法を生み出していることです。

隣の芝は青く見えると同じで、ある人にとっては最適な投資手法でも自分には合わないなんてことはよくあります。

話を聞きながら、上記のような感想を抱きました。

また投資には株式投資、為替、仮想通貨、不動産など様々な投資対象があるので、最適な投資対象を見つける必要がありますね。

投資の失敗で気持ちが折れないこと、トライ&エラーで勝てるようになること

資産増加のために避けて通れないのが投資ですが、もちろんリスクもあります。

せっかく稼いだお金を失うリスクは、一度体験してみないと分からない恐怖があります。

私も投資でお金を失う経験はしているので、あの時の恐怖感は今でも忘れません。

お金を失う=勉強代として見れることで改善をして次へと活かせます。

特に株式や為替などの金融投資は、不動産投資よりも損失を犯す機会は多いです。

失敗→お金を失う→挫折して辞めてしまう。

上記の例は投資の世界から消えていく人に見受けられる多くの事例の一つで、愚の骨頂です。

投資だけでなくビジネス、人生に通じるものですが失敗から学び次へと活かすことです。

できれば投資では大きな失敗は避けて、小さな失敗を何度も繰り返すことで、勝てる型を見つけることが永続的な勝利を掴めるようになるでしょう。

失敗、お金を失う恐怖、挫折から這い上がってこそ、真の投資家としての成功は約束されると改めて実感しました。

実際に資産をここまで大きするまでには多くの失敗をしてきたと仰っていました。

例えば、2008年のリーマンショック時には、当時の資産額が1億円をようやく超えた頃だったそうです。

7000万円を株式に投資をしており、まだ株式市場の暴落など怖くないと自分を過信していたそうです。

気づいた頃には、損切りも出来ずに7000万円が1000万円にまで減ってしまう経験をしたと聞きました。

当時は住宅も購入したばかりで、一気に資産・貯金が無くなったと当時を振り返っていました。

そのような大失敗を通じて改めて、利益確定や損切り、ポジションを取る位置について深く考えるようになったらしいです。

順調にいくときもあれば失敗もある。人生と同じですね。

めげずに立ち向かい続ける姿勢の重要性について学びました。

結論 3億円を持っていても同じ人間だと思った

今回は3億円の資産を築いた人と話をする機会があったことについて、話の内容と感想について紹介しました。

初めからここまでの資産を築いてきた訳ではなく、焦らずに仕事と投資を両立させてきた結果とも言るのではないでしょうか。

投資家として専業で生活している人もいますが、この方は仕事があるから投資もできると言ってました。

この意見は人それぞれですし、人生の幸せをどこに置くかの問題ではあると思います。

お金は選択肢の幅を広げてくれます

お金はあるだけあった方が良いと私は考えますが、稼いだお金をどのように使うかも重要だと思った不思議な出会いでした。