go proの水没修理は可能か?防水仕様のgo proが水没した話

go proの水没修理は可能か?防水仕様のgo proが水没した話

釣り系の動画を配信しているNAOです。先日、上記のようなツイートをしました。

動画にもあるようにgo proの電源を入れると「ピー」と音がします。画面も明るくならず、一切の反応がせずに、同じ挙動で電源が入ったり切れたりしています。

故障の経緯は、釣りの撮影でgo proを水中に入れる機会がありました。その際にgo proが起動しなくなったのが原因です。今までは水中での撮影において何の問題もなく使用していたので、あまりにもショックな出来事でした。

この記事ではgo pro使用歴4年の私が、go proの水没による故障になった原因を色々と語りたいと思います。

go proが水没したから修理を試みた

私が使用していたgo proはhero5モデルで、2016年10月の発売と同時に、購入した人生初のgo proでした。go proは5万円ほどはする機材なので、大切に扱おうという気持ちになったのを覚えています。

それから約4年(2019年9月頃)まで、go proで数多の動画を撮影&編集してきました。週に2-3回は使用しており、アウトドア(釣り)用として使用してきたので、割とハードなシーンを撮影をしてきました。

もちろんですが、海や川を潜る撮影も行ったことがありました。ところが、4年目にして水中での撮影をしていた際に、go pro内部に水が侵入してしまいました。

そこで、go proを修理するべくiphoneやgo proの修理屋さんを調べてみましたが、修理代が馬鹿にならないほど高かったです。

修理をする場合は最低でも2万円〜となり、故障の状態をチェックするだけでも料金が掛かるということだったので諦めました。go proを数年以上使用している状態で、修理をするのであれば新品か新古品を購入した方が良いのではないかと考えた結果です。

恐らく、修理後のgo proを使用するより新たなgo proを揃えた方が状態は良いと言えるでしょう。

また、私もインターネットで修理の方法を調べてみました。

原因としては

go pro内部における部品が腐食してしまっている

対策としては

電源を付ける動作をせず、バッテリーを外して完全に乾燥させる(長期間:2週間を目安に?)

強引にフロント部分のgo proを外し、部品をいじってみる

取り出した部品を乾燥させる

このように、余りにもリスクの高い修理方法であることが分かりました。そのため、自分の技術ではこれ以上の処置は出来ないと判断しました。水没により内部の緻密な部品が腐食してしまうと、機械に詳しくない一般人が直せる代物では無いと判断しました。

長年使用してきたgo proなので、どうにかして復活させたい想いがありましたが修復は出来ずに諦める結果になりました。

【私が使用していたgo pro hero5】


GoPro HERO5 Black CHDHX-502

goproは防水仕様だから水没しても大丈夫なはずでは?

ここで疑問となるのが、防水仕様のはずであるgo proがどうして水没したかということです。go proはhero5の発売から、従来のハウジングオプションで防げた防水機能が標準搭載されています。

ハウジングは防水仕様にするためのケースのような物で、go proに取り付けることで水の侵入を防いでくれる便利な道具です。ただし、重量やレンズの曇り等も起きる場合があるので、ハウジング無しで撮影できるのは手軽さの観点から嬉しい機能でした。

実際に私も、水中撮影の際は充電するジャックやバッテリーの蓋を完全に閉めた状態で撮影していました。水が侵入することはなく、しっかりと撮影できていました。ですので、hero5、hero6、hero7、session系の2016年以降に発売されたgo proであればハウジングは無くてもしっかりと撮影はできますね

ただ、残念なことに今回のような水没ケースがあることも頭に入れておきたいです。

蓋が開いていたのか。それとも隙間が出来てたため、水が侵入してしまったのか。

主な原因を突き止めるのは難しいのですが、経年劣化が一番の理由なのではないかと考えています。

go proが水没故障した原因は経年劣化が要因?

go proが水没故障した原因をどうしても突き止めたかった私。

技術的なことは全く分からないのですが、go proの調子が悪くなった時にgo proの外部蓋は確かに塞がっていました。とはいえ、バッテリーを外してみると内部に水が侵入していました

つまり、どこかの部位からgo pro内部に水が侵入したことは明らかな事実であります。そこで私は一つの仮説に辿り着きました。

それが、長期間の使用による「パーツの経年劣化」です。

というのも、一つだけ気になっている箇所がありました。go proの液晶画面が付いているフロント部分とボディ本体の接合部が緩くなっていました
確かな記憶ではないですが、故障時にgo proを水中に入れた時、気泡のような小さな泡がgo pro付近から見えたことを覚えています。

まさかとは思いますが、フロント部分のパーツとgo pro本体の隙間に水が侵入してしまった可能性もあるということです。

go proを始め、テレビやゲーム、スマホなどの機械製品はいずれは壊れてしまいますので、4年目となる今回のgo proは十分に酷使したのかもしれません。
潮時であり、買い替えの時期としては丁度良いタイミングとなりました。

go pro愛用者の方であれば共感して頂けるかもですが、愛用していたgo proが使用できなくなるのは結構辛い気持ちにもなりましたよ。

go pro用のハウジングを使えば、浸水は防げたか?


GoPro(ゴープロ)  ダイブハウジング HERO7Black、HERO6Black、HERO5Black

go proの防水用ハウジングは約5000円ほどで購入できます。私はgo proの基本性能を信じて、ハウジングは無しで使用していました。元々、このハウジングはhero4などの初期型モデルのためにオプションとしてあります。

現在のgo pro(hero 5以降)であれば、ハウジングはなくても基本的には水中撮影が出来ます。それでも、水没が心配な方は積極的にハウジングを使用しておくと良いかもです。

現に、最新機種のgo proでも防水仕様にしている方も多く見かけます。

次回の購入時には、私も水中撮影での故障を防ぐためにハウジングを付けることにしました。購入から日が浅ければ、各パーツの故障等が無いので安心して使えると思います。

ただ、不安な方は絶対に準備しておいた方が良いと思いますよ!

さらばgo pro。新たなgo pro購入を検討します。


GoPro HERO7 Black CHDHX-701-FW

4年ほど使い続けたgo proは水没を理由に呆気なく反応を示さなくなってしまいました。go proユーザーの中でも、4年間も同じ台を使い倒したのは珍しいかもしれませんね。

様々な釣り動画を撮影してきただけあって、突然の別れは心寂しいです。今回の経験を活かして、次回からは水没にしっかりと対応していきたいですね。
毎年10月頃になると、最新機種の発表がgo pro社から行われています。

go pro hero7など、最新型になると手振れ補正やフレームレートの改善も見られるので新台を購入してみようと思います。

購入して直ぐに、水没故障などをしてしまった場合は修理代が高くつきます。未然に防げるように確認、ハウジングの準備をしておくと良いですよ◎