クワドラントから見る思考の違い(安定かリスクか)
- 投稿日:2017.08.12 /更新日:2018.02.23
- 20代の学び 20台からのお金の勉強
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以前の記事でクワドラントが違うと生き方やその人の価値観までもが変わると紹介しましました。
今日は、クワドラント(B,I,S,E)による思考の違いについて考えて見たいと思う。
安定こそが最大のリスクになります。
自分の手にしている「お金」について多くの人は慎重になります。
そして、リスクを取らない投資を自分の人生に組み込む。
どのクワドラントにいる人でも、多くの人がいずれかの形で「人生」に関する投資をしています。
例えばビジネス・オーナーの場合、ビジネスのシステムを作り従業員と製品やサービスを磨くことによってお金を得ている。成功した時に得られるリターンも大きくなるが失敗するリスクも大きい。投資家の場合も同じで、お金を株や債権、不動産に投資することによってキャピタルゲイン(譲渡益)やインカムゲイン(配当金)を得ている。
この二つのクワドラントに位置している人はリターンも大きいが、それ相当のリスクも取っている。
一方、自営業者は自分が働いたぶんだけお金を稼ぐことができます。自分の時間を自分の仕事に回すことによってお金を稼ぐ仕組みになっている。
そして従業員の場合、企業にある一定の収入を約束された上で働くという「投資」をしています。会社が永遠に続くものでもないが、継続的に収入を安定して得ることはできます。
どのクワドラントの人も自分への投資はしています。
しかし、投資をする時の考え方、つまり「リスクをとるか、安定をとるか」はクワドラントによって大きく異なるのです。
B,Iから見る投資とS,Eから見る投資では世界観が全く違う。
それはリスクをどう捉えるかの違いだと私は思う。
リスク思考、安定思考の尺度は何か?
リスクと安定の尺度にしているのは「経済的自由」です。
経済的自由とは、いかに自分が働かなくても時間を持つことができるかだと考えます。
経済的自由がもたらす「時間の余裕」を4つのクワドラントに当てはめると、圧倒的に余裕が生まれるのはB,Iクワドラントの人間であります。
何故なら
Eの従業員の場合、会社に出勤をし決まった時間を拘束されます。彼らに取ってのリスクとは職業を失うことで、お金の問題より「心の不安」である場合が多い。働くことによって金銭的な不安から逃れようとします。
Sの自営業の場合、好きな仕事であったりするのであれば幸せな充実度が極めて高いだろう。素晴らしいことだと思う。働く時間やスタイルも自分で選択することができるので、自由が効くかもしれない。しかし、多くの場合は自分が働く資本なので時間の拘束も多く大変でもあります。
私は別に従業員や自営業者をディスっている訳ではなく「リスクに対する考え方」を少しずつ変えることによってクワドラントをまたぐ(例、E⇨I)ことができると思う。
別のクワドラントに移動することは、経済的な自由へ進むステップとなるからです。
I の投資家のようにお金を紙の資産や、不動産に投資するようなことは危ないことのように聞こえてしまうかもしれない。
だが、その不安というものは単純に「知らない」が故に起きていることがあるのです。
今はインターネットの時代です。
情報は調べる気になればいくらでも調べることができます。
投資をする方向性を考え、まず自分に「教育」という投資をしていくことが大切なことだと思う。
自分への知識の投資⇨安定とリスクに対する考え方の修正⇨実際に行動をしてみる。
《知識(自分への教育)への投資がリスクヘッジになります。》
私も、経済的自由の先にある夢ややりたいことに向かって日々、知識の蓄積と行動を重視しています。
お金が全てじゃないけど、お金は人の原動力になると思っています。
若いうちに、お金・ファイナンスの知識をつけより良い人生にしませんか?
私はそう願っています。
皆さんに取っての「安定」、「リスク」とは何でしょうか?
一度考えてみてはいかがでしょうか。
そして、行動してみましょう。

1997年生まれ。24歳。
「若者がグローバルな社会で生き抜くために」をモットーに記事を書いています。趣味である釣りに関する記事も多数執筆。
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