【ヘッドランドはどう攻める?】シーバス釣りでサイズアップ?! フッコがヒット!
- 投稿日:2017.12.30 /更新日:2018.03.28
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記録更新 ヘッドランドにてシーバス釣りに挑戦!
日本の海にはかっこいい魚がいる。その代表格のひとつがシーバスです。
淡水のルアーフィッシングで人気な魚「ブラックバス」と同様に、海釣りのルアーフィッシングで絶大な人気を誇るのが「シーバス」。
今回はブラックバスをメインに釣りをしている私がシーバス釣りに挑戦しましました。
いつもと違う釣りを、現地で体感したことを元に、レポートします!【茨城県 大洗町】シーバス釣りに挑戦
私がシーバス釣りを始めたのは今回が初めてなわけではない。
今までにも、幾つかシーバス釣りの経験をしたことはあったが、シーバスを掛けてもバラしてしまった。
また、シーバスは「セイゴ」、「フッコ」、「スズキ」とサイズによって呼ばれる名前に違いがあります。
セイゴ:30cm未満
フッコ:60cm未満
スズキ:60cm以上
今まで、私が釣りあげたことのある魚は、「セイゴ」と呼ばれるサイズです。
セイゴを釣った時の記事はこちら→アジングでセイゴ釣り【ハゼ・海タナゴ・アジ】
未だかつて、一度もシーバスを釣りあげたことがない著者にとって、シーバスが釣れることを夢見て、釣りに出かけるのは心の内に秘める釣りへの情熱を掻き立てた。
そんなシーバス釣り、今回はどのような結果になったのか。
茨城県 大洗町でのシーバス釣行を振り返ってみよう。
記録更新 セイゴ→フッコがヒット!
厳寒極まるこの時期、肌を刺すような冷たい空気のなか、釣りに出かけた。
朝5時。あたりは真っ暗です。
海の地平線は、かすかに薄暗くらくなってきた。
この日は友人との釣行です。私はシーバス釣りを、友人はヒラメ釣りをすることに。
ヘッドランドに到着すると、海面でピシャピシャ小魚の群れが跳ねているのを見た。
これは何かしら魚が入ってきているだろうと思い、シンキングペンシルで表層〜中層のレンジを探った。
開始から15分後、ちょうど日の出のころ。
竿が大きく曲がった。
テトラポッドに波が強くあたり白波&泡ができているポイントにキャスト。
3回リトリーブ&ストップの繰り返しでトレースをしていると竿に大きな重みが走った。
波に揉まれながらも、強い引きで表れたのはシーバス!
と思ったが、近くに寄せると60cmには、はるかに及ばないサイズ。
これはフッコのサイズだろうと推測。
足元での慎重なファイトを繰り広げ、キャッチに成功しました。
嬉しさのあまり叫び散らした記憶があります。
http://kuman-nao.com/wp-content/uploads/2017/12/img_5246-2.movシーバスにないにせよ、前回の「セイゴ」サイズから「フッコ」サイズにまでサイズアップしたのです。
番外編
スナメリと呼ばれるイルカの仲間なのか。
正体は不明だが、魚にしては大きすぎる動物が海面近くに表れた。
一体、あれは何だったんだろうか。
ヘッドランドでシーバスを釣るコツ
ヘッドランドとは?
出典:ヘッドランド周辺における水難事故について/茨城県ヘッドランドとは、海岸の砂の流出を防ぐために建設される人工岬のことです。
ヘッドランドは砂浜の所々にある人口岬。 ヘッドランド周辺は、テトラポッドで護岸されており周辺は深い水深、海水の流れに変化が起きやすくなります。 魚の付き場になっており、アイナメやソイなどの根魚、シーバス、ヒラメ、カレイ、青物など多様な魚を狙えます。
ヘッドランドのシーバス攻略
ヘッドランドで狙うシーバスには、主にふたつのパターンがあります。
テトラポッド周りで白波が発生しているポイント
ヘッドランドは波が強く、強烈な勢いでテトラポッドを波打つ。
この際、波とテトラポッドがぶつかる衝撃で大きな白波がテトラポッド周辺で立つ。(釣り人視点では、足元のポイントを指す。)
この白波が立っているところに、シーバスが入っていることが多い。
白波が立つポイントは、波の勢いが強いので重めのミノーやメタルバイブレーション、シンキングペンシルでトレースしてみよう。
ベイトの群れを追っかけているシーバスを狙う
ヘッドランドは、その人口岬の構造上、周辺の水深が深く魚がつきやすい。
そのため、小魚も多く集まる。
この小魚たちを追いかけてシーバスも入ってくる。小魚を追っていると海面でライズをしているので分かる。
また、通常時よりシーバスが捕食モードになっているのでタイミングが合えば、ヒットする確率も上がる。
特に、朝まずめ・夕まずめの時間帯は小魚の捕食に本気になっているシーバスが多いため期待値が高くなります。
料理編 刺身/カルパッチョで美味しくシーバスをいただく
釣り上げたフッコは美味しくいただくことに。
頭を落とし、腹わたを取る下処理をします。
その後、刺身用、カルパッチョ用に身を切り分ける。
下処理が下手くそなので上達したい。
刺身は、サクを薄切りにして醤油でいただく。
カルパッチョは、レモン、オリーブオイル、塩コショウ、トマト、パセリで添えていただく。
プリプリとした食感が新鮮さを増し、絶妙な旨味を放つ。自分で、釣った魚だからこそ気分的にも最高です。
ついつい食べすぎてしまうほど食べてしまった。
使用したタックル
私が使用したタックルは、初心者にも優しい値段かつ実用性はバッチリな釣り道具を選んです。
ロッド・リールは高価な値段なものも多いが、意外と手持ちのロッド・リールで合わせることもできます。
高めな釣り道具を購入する場合は、新品ではなく中古の品で安上がりに済ませるのも良いだろう。
また、ルアーに関してもミノー、メタルバイブレーション、トップウォータープラグなどオーソドックスなプラグを準備しておくと良い。
今回は、幸運にも友人に頂いたルアーでフッコが釣れた。
・ロッド
シマノ:SHORE JIGGING S906MH【ホームページ】
シマノスピニングロッドソルティーアドバンスショアジギング S906MH 9.6フィート
・リール
シマノ:AR-Cエアロ CI4+【ホームページ】
シマノ (SHIMANO) スピニングリール 14 AR-C エアロ CI4+ 5000XG
・ライン
よつあみ(YGK) ライン G-soul X8 UPGRADE200m 25Lb(1.2)
リーダー:フロロカーボン 16ld使用。
サンライン(SUNLINE) ショックリーダーソルトウォータースペシャルシステムフロロカーボン 50m 10号 35lb
・ルアー
モアザンソルトペンシル-S キビナゴOB
ダイワ(Daiwa) ペンシルベイトシーバスモアザンソルトペンシル-F 95F リアルキビナゴルアー
ヘッドランドの釣り 注意したいポイント
テトラポッドは滑りやすく危険な場所
ヘッドランドの釣りはテトラポッドの上に立ち、釣りをします。
そのため、慎重に足場を確保し身の危険を自分で感じて判断・行動しなければならない。
楽しいひとときも、一瞬にして大事故に繋がることがあるからです。
テトラポッドから落ちると、下のテトラポッドに落ちるか、海に落ちるかです。
高さがあるところでは5メートルほどもあり、落ちただけで骨折は間違いなしです。
これらの事故を未然に防ぐためにしっかりと準備をしましょう。
最低限、身につけて欲しいものは滑りにくいシューズとライフジャケットです。
自分の身を守るのは自分しかいないと肝に命じてフィールドに立とう。(自戒の意味も込めて)
また、魚を釣り上げた際、ランディングネットがあると容易にキャッチすることができます。
ただでさえ足場が悪い場所で魚と駆け引きをします。
なるべく安全に魚を取り込めるよう、ランディングネットを使用すると良い。
シーバス釣りの魅力
私の感想として、シーバス釣りは簡単ではないと思う。
難しい釣りで、忍耐が求められます。
それでも、あの引きを一度味わうとやめられなくなります。
シーバス釣りは奥が深く、エキサイティングな釣りです。
1匹に出会うまでは長いが、価値ある一尾を求めてフィールドに立つのは悪くない。
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