【与沢翼に学ぶ】投資における選択と対処のシナリオとは?

【与沢翼に学ぶ】投資における選択と対処のシナリオとは?

投資における入り口とゴールを見る

Nao
 与沢翼さんの記事「シナリオを描く」がビジネスや投資をする上でタメになる内容でしました。
Nao
今回は主に投資をする上で具体的にどのようなアクションを起こしたらいいのか、与沢さんの見地から考えてみます。

 

株式投資を始めてから投資プラン、投資シナリオ、投資アイディアというものが、何よりも重要であることを知りましました。

これはビジネスレベルではいつも私が大切にしてきたことで、戦略を描く上では、プラン、シナリオ、アイディアを非常に大切に生きてきましました。

しかし、株式投資を始めたばかりの頃の私は、投資にプランやシナリオ、アイディアを描くことなく、上がりそうだと思ったら買い、下がりそうだと思ったら売る、ということを繰り返していましました。

そして、途中で気がつきましました。

確かに予想が当たることは多かったのですが、

はて、私は一体どこで利食いをすればよいのか、

たいていの場合、予測が的中した後の行動で失敗をしていましました。

例えば、上がると思った銘柄が翌朝上がり、利食いをしました。

しかし、実際は、翌日の朝からさらに大引けにかけてその2倍も上昇しました。

実際には、翌朝までの上昇よりも朝から大引けまでの上昇幅の方が高かったわけです。

一方、翌朝下がったので損切りをしました。

しかし、当初の予想通り、一度下げたその日の翌日には大幅な上昇を始めた。

これでは、損を無駄に確定させたり、伸ばせる利益機会を自ら捨てているようなものでしました。

つまり、上がるか、下がるかを2分の1で予想はしていたものの、その後のエグジットポイントを考えていなかったので、どうしたらよいかがわからず、当たったら利確、外れたら損切りと単純なことをしていたのです。

自分の勝てるシナリオを描けているか?

与沢さんはどこで利確をすればいいか、損切りをすればいいかが曖昧になっていることに対して多くの機会損失をしていることを指摘しています。

投資をすると、必ずしも自分の投じたお金はプラスかマイナスになって手元に戻ります。

ここで投資家は利益を伸ばそうとするも、利益が乗ったらすぐに売ってしまい、逆に損失が出た時は脳死状態になることで相場が戻ることを期待します。

これでは損が大きく、利益が小さい状態になってしまいます。投資の理想とされる「損小利大」ではないことが分かります。

では勝ち続けるために取るべき行動プランとは何でしょうか?

これは投資だけでなく、ビジネスにも当てはまり勝者になるためには必ず身に付けなければいけないことです。

与沢さんは投資でもビジネスでも勝てるシナリオを持つことが大切だと言います。

勝てるシナリオを持て

シナリオ1:想定通り上昇した場合、5%の利益上昇時点で利益確定

根拠:5%上昇時点に中期移動平均線があるためレジスタンスラインとなるため、ここが一旦の天井であるから。

シナリオ2:想定とは逆に、支持線を大きな陰線で割り込んだら損切り

根拠:支持線を売り圧力の強い大陰線で出来高を伴って割り込んだため、ブレイクダウンサインとみなし、さらなる下落可能性が高いため。

シナリオ3:横這いを続けた場合、上昇力がないとみなし、損益トントンか、あるいは若干のプラスないし若干のマイナスで手仕舞いし、別の投資機会のある銘柄へ資金を移動します。

 

つまりビジネスや投資に勝つためには二つの条件があるのです。

一つは、勝てるシナリオを持っているか?(これすらもない人は論外です。しかし論外であるにもかかわらずシナリオを持たず適当に行動している人ばかりなのです。それが損にしかならないのは当たり前なんです。)

もう一つは、勝てるシナリオ通りに行動しているか?(勝てるシナリオがあっても無視して行動すなら、それはシナリオを持っていない人と同じなのです)

この二つの真実を受け入れて下さい。

適当にやって勝てるのは、ビジネスでも投資でもありえないことです。

宝くじを買って待つマインドとほぼ同じ程度です。

与沢さんが記事で紹介していることを短く要約すると以下のようになります。

シナリオを持つことのメリット
・行動ができる→モチベーションが続く。戦う戦場が分かるので、おのずと全体を見渡せる。
・難しい局面になっても、取るべき行動が取れること。
・時間・労力・資金を無駄にすることがない。→間違いを認められる人は、次のチャンスへ時間もお金も回せる。だから次の機会で上手くいきます。しかもそのぶんの行動量が多くなるので、知識や経験が増加します。
・事業でも投資でも伸びる瞬間に上手く乗れる場合があります。→大枠を捉えて行動が取れるので流れにうまく乗ることができます。
・小さな利益ではなく、大きな利益も視野に入れることができるようになるということ。
・勝ちの波を大きくするためには、準備・計画が必要になります。
・勝てるシナリオを描くためには知識・情報・考える時間が必要になります。

与沢氏:せっかく来た勝ちの波でも利を小さくしていたら、損を小さくしていたとしても、全然前に進めない、損益トントンの状態となります。

与沢氏は記事でお金を稼ぐためには、l成功できるシナリオを描き実行していくことが大事だと何度も述べています。

自分のシナリオを持たずに適当にやったことが上手くいったとしても、それは永続性がなく博打のようなものだと言及しています。

著者も資金100万円でFXをしていますが、自分のなかでシナリオをしっかりと描き忠実に実行することができずにいます。

どうしてもその場の雰囲気でトレードをして、損失が大きく利益が小さい状態が続いていました

勝てるシナリオを描くことで、トレードにおける数年・数十年と勝ち続けるスタイルを確立できるのだと気づきましました。

そしてこの勝てるシナリオは、投資だけでなくあらゆるビジネスにおいて成功するため、あるいは勝ち続けるために通じることでしょう。