漫画村が漫画タウンになって帰ってきた

漫画村が漫画タウンになって帰ってきた

漫画村が漫画タウンとして復活

違法サイトとして最近、閉鎖されたはずの漫画村。

すでに「漫画タウン」として復活していましました。

さすがに驚きを隠せませんが、無料で漫画を読めた漫画村。

私もニュースで報道された時、気になってサイトへと訪問しましたが、最新の少年ジャンプから人気漫画まで全て見放題でしました。

まさに無法地帯であり、いわゆる海賊サイトでしました。

Twitterのトレンドにもなるほど漫画村は騒がれ、閉鎖へと追いやられましたがすでに「村」から「町」へと改名して復活。

運営者と規制側のイタチゴッゴになっています。

 

漫画タウンで感じる時代の変化。

 

漫画タウンはすでにネット上にアップされてる画像を集めて読みやすいように整理してるだけなんだよ。だからもともと漫画はアップロードされてるんです。もうコンテンツは無料の時代なんです。
「著者の利益が〜」って言う人は、そんなに好きな著者がいるなら直接募金したらいいよ。

漫画タウンがtwitterアカウントを開設し、発言した内容に時代の変化を感じます。

ネット上にアップされている画像(コンテンツ)を集めて、整理しているだけと主張している漫画タウンの運営者。

コンテンツは無料の時代になっていると強気の発言をしており、法的には完全にグレーなことをしている彼らの発言をどのように受け取るべきなのでしょうか。

私は漫画家が必死で書いた作品を無料で公開してしまうのは、許せない感情が芽生えるのは当然だと思います。

無料でコンテンツが世の中に出回る理由は、消費される素材が多くなり、デジタル化されるようになっているからだと思います。

そのため、漫画タウンのようにコンテンツをまとめたプラットフォームは今後も増えていく一方でしょう。

私はApple musicを月額で契約していますが、無料アプリでも音楽をダウンロードすることはできます。

誰かが作ったコンテンツを無料で消費することは不可能ではない時代になっており、この流れを止めることはできなくなると思います。

消費するコンテンツは多くあり、入手は困難な時代ではありません。

それよりも、消費者が何を通じてそのコンテンツに触れるかが重要なポイントになっているでしょう。

その点では私たちが目に触れる情報・メディアは均一化された時代になっていると言えます。

今回のように、漫画家と出版社、読者で成り立っているビジネスモデルは旧態依然になりつつあります。

noteなどのようにデジタルコンテンツを有料で販売できる、プラットフォームの活用が求められる時代になってきたと言えますね。

ある業界で当たり前とされてきた構図が古いものとなり、新しい発想で物事を見ないと潰される時代になるでしょう。

逆に言えば、それだけ新しい波に乗ることができればチャンスも増えるということです。

法的にはグレーですが、新しい波を起こす起爆剤になる出来事になるでしょう。