【2018年】ヘルスメディカル分野における起業の形を考えてみた
- 投稿日:2018.06.17 /更新日:2018.06.17
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仮想通貨に興味を持っているとは言え、ヘルスメディカル分野には興味は特にないわけです・・。
ではなぜ、ヘルスメディカル分野における起業について考えることになったのか。
そのキッカケは大学での授業課題でしました。
教授から出されたレポートですが、真剣に考えるうちに話題の仮想通貨を活かしたビジネスモデルがあるのではと思うように至りましました。
今回は医療業界の内実を詳しく知らない私が”こんなビジネスあったら良いな”と思ったことを紹介します。
*「〜だ・である調」で書いています。
ヘルスメディカル×仮想通貨の融合
私はヘルスメディカルイノベーションでの起業を起こす場合、デジタルテクノロジーを活用したいと考えます。
既に医療分野におけるデジタル分野の導入は浸透していると考えるが、まだまだ医療分野が活躍する分野はあると思う。
私が考えるヘルスメディカルにおける起業は仮想通貨と紐付けるものです。
仮想通貨はビットコインをはじめ、2017年を目処に大々的にメディアやテレビで報道されることで認知度が上がった。
ブロックチェーンと呼ばれる技術を用いて、取引データを正確に保管・転送できる技術で多様なビジネス分野に応用される見込みでいる。
医療の分野でも仮想通貨を活用したサービスが考案されていると聞くが、私は仮想通貨のブロックチェーン技術を用いて医療機関及び、医療関係の企業と患者の両者にとって相乗的な結果が生じると考えている。
ここでは技術的、及び制度的な規則は一度置いといてビジネスとしてそのモデルについて考えます。
実際のところ仮想通貨の技術はまだ発展段階中で、仮想通貨取引所や個人のwalletから通貨が盗まれることもあります。
インターネット以来の発明とも呼ばれる仮想通貨は今後の大きな潮流になるのは見て取れる存在になっている。
私もフィンテック関連をはじめ、仮想通貨が引き起こす大きなテクノロジーの革新には胸を躍らせるところです。
仮想通貨は端的な解釈で言うと、「インターネット上で生み出せる仮想な通貨」と言えます。
文字通りな意味合いだが、仮想通貨の特筆すべき点はブロックチェーンという技術です。
オープンソースでデータをブロック上に記録でき、その後の改ざんができないため公正な取引を可能にする魅力があります。
それではこの仮想通貨が医療において有用性があるのはどのようなことだろうか。
全ての患者が診療にかかる時、必要とプロセスは何だろうか?少し考えてみると2つの共通項が浮かぶ。
一つは診察です。
どんなことであれ医者は患者を診察します。
診察をする行為は病院を定義する大きな要素ではないだろうか。
次は診察代です。
診察を受けた場合、たとえ体に異常がなかった場合でも診察代はかかる。
重大な病気や怪我の場合、多額の費用がかかる可能性もあるだろう。
病院とは体の不幸をメンテナンス・修復できる場である一方、お金を必要とする場であります。
過激になりつつある資本主義社会では国家による社会福祉政策でも個人による費用負担は免れない事態になっている。
多くの国民・他国家の人々にとって医療費とは自分を含め家族の生活に大きな影響を与えてしまう潜在性があることを強調したい。
それではこの問題をいかに解決するか。仮想通貨とデータの登場が相互補完的に医療の現場を明るくする鍵を握っている。
私が提案するコインは「Medical Coin(以下、MC)」です。
名前はなんでも良いがそれっぽい名前としてMCと呼ぶ。
MCは取引所を経由して市場で売買される通貨とします。
この通貨を保有するメリットは患者と医療機関・メディカル企業によって異なります。
患者は自分の患っている病気・怪我の種類によって受け取れるMCの保有数が決められます。
MCは市場で売買されており、医療機関・メディカル企業はMCを一定数買うことで匿名性を条件に患者の電子カルテデータを受け取れます。
患者にとってはMCを医療費の支払い、及び法定通貨に換金することで生活費として充てられるようになります。
また医療機関・メディカル企業にとっては患者の電子カルテルデータを大量に分析することで研究や医療ビジネスの貢献に繋げられるのではないだろうか。
患者にとっては辛い、苦しい病気や怪我における費用をMCで賄うことができ、分析・研究が重要になる医療分野において患者の膨大なデータは仮想通貨と連関するのには相性の良い分野だと考察します。
もちろん、個人情報の秘匿性を保持することは簡単ではないだろう。
すでに強固なネットワークで連携されている医療分野において個人情報をオープンな場に晒すことは認可されにくい可能性もあります。
それでも仮想通貨、とりわけ堅牢な情報セキュリティを可能にするブロックチェーン技術は医療分野における光明だと考えます。

1997年生まれ。24歳。
「若者がグローバルな社会で生き抜くために」をモットーに記事を書いています。趣味である釣りに関する記事も多数執筆。
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