【佐藤 航陽が指摘】皆んなやってますは思考のストップ
「みんなやってます」「あの人もやってます」の破壊力はすごい。論理を簡単に飛び超えちゃう。営業はこの言葉を吐くための事例をかき集めてると言っても過言ではない。
— Katsuaki Sato (佐藤 航陽)🌎 (@ka2aki86) 2018年8月2日
「皆んなやってます」「あの人もやってます」ってよく聞きますよね。
特に営業マンはこの押し売りのフレーズを言うために色々な材料をかき集めているようなものでしょう。
確かにこの言葉のインパクトは大きいと思います。
自分が分からないことは他人の意見を聞いて判別したくなるものです。
「皆んながやっているから私もそれでいいや。」
「信頼できそうな人が説明しているから信頼してみよう」
こう思って、「皆やっている」と説得されてしまう人ほど無思考な状態に陥っていることが多いです。
能動的な価値判断をせずに、他人の価値判断で何が正しいかを決めつけてしまいがちなのが人間というものです。
行動経済学では「社会的証明の原理」と呼ばれるやつで、多くの人は「他人が何を正しいと考えているか」を基準に物事を考える傾向にあります。営業のスキルのほとんどは、行動経済学由来です。返報性の原理、コミットメントと一貫性、などなど。
— 打岩 (@naec0) 2018年8月2日
行動経済学では社会証明の原理とも呼ばれているそうです。
行動経済学に関しては世界各国の様々な実験がされているようですが、どれも特徴があるようです。
日本のように同調圧力の強い国では、外部に論理を超えた正解を求めやすいので自分の考えをもっと持つ必要性がありますよね。
別に強制力のあるものではありませんが、他人の助言頼みだけで選択をするのは勿体無いです。
そして他者からの意見に振り回されやすいと軸がブレやすくなるのもあります。
若いうちからなるだけ、自分の頭で考えるクセをつけることって大事だと思いますね。
1997年生まれ。24歳。
「若者がグローバルな社会で生き抜くために」をモットーに記事を書いています。趣味である釣りに関する記事も多数執筆。
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