【孫正義は無責任?】資本主義は考え方次第なのかもしれない

【孫正義は無責任?】資本主義は考え方次第なのかもしれない

先日、NHKで放映されたマネーワールドと呼ばれる番組にて資本主義について語る、孫さんの姿がありました。

彼は資本主義について、以下のように述べています。

常に進化していく世の中を哀しいと思うか、楽しいと思うか、チャンス到来と思うかで、結果は全然違うんだろうと思う

孫さんは資本主義との向き合い方について鋭い発言をしています。

資本主義の頂点に立つとも言える孫さんですが、彼の言うように資本主義における変化をチャンスと見るか、それとも悲観的に見るのか、また楽しそうと見るのかで結果は随分と変わってきますよね。

資本主義はチャンスをものにできれば、金銭的な成功を可能にするし人生を変えるチャンスが等しく与えられている点がありますよね。

そして新井さんという方も一言。

孫さんは資本家なわけで、その資本家が実際に仕事を奪われる人に対して、『それは気持ちの持ちようだ』とか『もっと気持ちを明るく持て』いうのは無責任だと思う

資本主義を肯定的に捉えている孫さんに対して、批判的な意見を物申しています。

金持ちである資本家の孫さんが、これからのAI時代や富の格差が著しく拡大する社会をもっと深刻に認識する必要があると発言しています。

さて、この大きなビックイシューはどうしたら良いのか。

資本主義は残酷な経済スタイルなのか、それとも資本主義があることで社会が前に進む起動力になるのか。

私は今の資本主義、そして時代の変化は絶え間なく続くと思います。

成長と淘汰の繰り返しが資本主義たる所以であり、経済成長とグローバリゼーションを発達させた理由だと考えています。

問題は富の再分配をどうするかであり、個人と国家、そして組織が経済を取り巻く環境でどのように共存するシステムが構築できるかは、非常に重要な視座になると思います。