スウェーデントーチで料理体験!便利過ぎて手放せなくなりそうになる

スウェーデントーチで料理体験!便利過ぎて手放せなくなりそうになる

スウェーデントーチでの焚き火にハマり、原木から作っている筆者。

なんといっても、スウェーデントーチの火を見ていると落ち着けるので、病みつきになってしまいます。そんなスウェーデントーチは、丸太を主に使用しているので平行な形状をしている特徴があります。

暖を取ったり、観賞用として使用するのにも向いているのですが、せっかくならスウェーデントーチでの料理にも挑戦してみようと思いました。そこで、この記事では、実際にスウェーデントーチで料理をした感想についてシェアします◎

スウェーデントーチで料理を作ってみた!

スウェーデントーチは直径20センチほどの幅があれば、フライパンなどを置ける十分なスペースを確保できます。ですので、ほとんどの調理器具を置けてしまうのです。

何より、薪をくべて楽しむ焚き火とは違い、丸太一本だけに着火している状態なので、金網やバーベキューコンロなどを必要としないのが嬉しいです。調理をするには、スウェーデントーチと着火するための木くず等があればOKです。

それでは実際に、スウェーデントーチを用いた調理をしてみます。はじめに、スウェーデントーチに着火をするのですが、調理を始める目安としては風を送り込まなくても十分な火力が維持できる程度になった時です。

ゆっくりと燃焼していると煙が多めに出ることもありますが、手をスウェーデントーチに近付けると暖かさを感じ取れるようになりますよ。火力が出てきたら、調理器具を置きましょう。

今回は、サーモンとキノコのアヒージョを作ってみました。初めてのアヒージョ作りだったのでレシピを見ながら調理してみました。

アヒージョ用にサーモンをぶつ切りにします。

椎茸とニンニクを適性のサイズにカットして下準備完了です。

スウェーデントーチにフライパンを置き、ジリジリと熱された状態になったことを確認してからオリーブオイルを投入。刻んだニンニクを入れて、少しだけ炒めました。

火力としては中火ぐらいでしょうか?調理をするだけの火力はしっかりとあるので、安心して使用できました

ここで痛恨のミス・・・。ジャガイモは茹でた状態でフライパンに入れるはずなのに、そのままフライパンに入れてしまいました。サーモンや椎茸などの食材を無駄に痛める羽目になりました。

普段、調理をしていないツケが回ってきたのと同時に美味しそうな匂いが漂います。しかし、ジャガイモの感触は硬く、とても美味しく食べれそうな感じではありません

それゆえ、じっくりと炒めることにしました。

フライパンをスウェーデントーチの上から置いておくと、火が消えてしまいそうな感覚がしますよね。ところが、スウェーデントーチは切り込みが深いので風の通り道をしっかりと確保しています

横からの空気が入り込む設計なので、火力が弱まることを防いで調理が行えるのです

サーモンの水分が飛んでしまうほど、カリカリになってしまいましたがなんとか完成!

焦げニンニクとオリーブオイルがいい感じの味を出していて、美味しくいただけました。途中で、フライパンの中にニンニクを丸ごと入れて食べたのが美味しかったです(アヒージョと関係ないですが)。

スウェーデントーチでもしっかりと調理できる事が分かりました。

スウェーデントーチで料理をするのに使用した調理器具

今回の料理以外にも、スウェーデントーチを用いて幾つかの料理を作ってきました。参考になるか分かりませんが、使用した調理器具について紹介しますね。

  • フライパン
  • スキレッド
  • ヤカン
  • 金網(焼肉仕様)

スウェーデントーチは安定感抜群で調理ができるので、ほとんどの調理器具をおく事ができます。もちろん、直径幅の範囲内でなければ料理をするのは難しくなります

それでも、規格内の調理器具であれば十分に使用できてしまいます◎もちろん、長時間のバーベキューやキャンプをするのであれば、炭のおきびには敵いません

とはいえ、モバイル性・火力などの手軽さの観点から考えると最高に良いツールですよ。

スウェーデントーチに五徳は必要か?

火鉢の上などにヤカンなどを置いておける五徳は、スウェーデントーチでも活用されている事があります。使い方としては、五徳をスウェーデントーチにはめ込んで使用します。

五徳は足と呼ばれる輪の形をした金具なので、調理器具をより安定した姿勢でキープできます。燃焼が進むと、切り込みを入れた木が細くなってくるのでバランスは悪くなってきます。

五徳は気分次第で付けても、付けなくても良いと思います。が、五徳を付けての調理を楽しむ場合はしっかりとバランスが取れているかを確認しながら使用しましょう。

【事例】スウェーデントーチで作った料理

今回のアヒージョ料理だけでなく、幾つかの肉料理にも挑戦しました。まあ、焼いただけなので難しいことはないのですが…!スウェーデントーチでの調理イメージとして参考にしてみてくださいね。

ジャガイモを茹でておけば、もっと美味しいアヒージョができたはず。これでも、食べ応えはある料理になりましたよ!

牛肉の塩胡椒焼き。シンプルな味付けで食べましたが、美味しく頂けました

ちょっとした気付きとして、金網で直焼きして肉を焼くと木の香りが肉にも付いていました。燻されたような香りとなり、個人的には美味しく頂けました。ただし、長時間の燻をすると香りがキツくなるので注意しておきましょう

ピリ辛もつ肉も炒めてみました。火力も強すぎないぐらいなので、ゆっくりと炒めて食べれました。野外で食べるピリ辛もつ肉は美味しかったですよ!

スウェーデントーチで料理可能な時間はどれくらい?

スウェーデントーチで美味しい料理を作るためにも、十分な火力があるタイミングで行いたいですよね。スウェーデントーチは燃え始めから約1時間ほどがもっとも火力が安定している時間になります。

上記の写真は、燃焼開始から約2時間ほどになります。写真の火でも十分に暖を取ったり、見て癒されるのですが、調理をするとなると足が崩れているので難しくなります。

他にも、火力の発生部分と脚からの高さにがギャップがあることで、調理器具への熱伝導が弱くなってしまうことがあります。このことから、燃え始めの約1時間の火を大切にして使用したいですね

お洒落なスウェーデントーチで料理を楽しんでみよう

今回は、おしゃれなスウェーデントーチで調理を楽しむ方法について紹介しました。「スウェーデントーチ」って名前だけでも素敵な響きをしますが、実践的な使用もできるアイテムです。

目玉焼きから肉料料理、炒め物などのキャンプ料理にも使用できるのが嬉しいですよね。たまにで良いので、普通の焚き火からスウェーデントーチで楽しむ焚き火体験をしてみてください。

キャンプからバーベキューまで、野外活動で活躍間違いなし!