【フィネス〜パワー系まで】スモールマウスバスを釣るのに適したバスロッドとは?
スモールマウスバス狙いは、使用するバスロッドで釣果にも差がつく!
これ、筆者がスモールマウスバスを狙っていて感じた素直な感想です。
「スモールマウス用にバスロッドを用意したいけど、どんな基準で選ぶべきか?」
「今使っているバスロッドでもいける?」
こんな疑問がある方は、最後までチェックしてみてくださいね。
というのも、当記事ではスモールマウスバス釣りをコンスタントにしている筆者が、実釣を交えて答えを出した最適なロッドの硬さ、おすすめロッドについてご紹介します。
最後まで読むことで、スピニングからベイトタックルまで、あなたの釣り方に合わせたロッド選びができるようになりますよ!
(適切な硬さが鍵)スモールマウスバスを釣るにはロッド選びが大切!
スモールマウスバスを狙う際、使用するロッドは慎重に選びたいです。というのも、スモールマウスバスの個体的特徴からもロッドを適当に選ぶと釣果にも悪影響を与えるためです。
スモールマウスバスといえば、こんな特徴があります。
- 口が硬い
- 目が良い魚であるため、繊細な釣りが求められる場合がある
- とにかく突っ込む、スピード・パワフルな引き応え
と、ラージマウスバスにはない明確な特徴があります。
スモールマウスバスは繊細かつ、パワフルな魚であるため、使用するロッドの硬さ/ブランクス/感度/柔らかさ/と様々な点において考慮しておく必要があります。
そのため、最低でも1万円クラスのロッドを使用するのが全体的なバランス性能を考慮するとベストです。
スモールマウスバスを釣るのに適したバスロッドを各項目ごとに紹介!
スモールマウスバスを釣るのに適したバスロッドは、以下のタックルが一般的です。
|
UL-Lクラス |
|
L-Mクラス |
|
M-MHクラス |
各ロッドに応じて硬さは異なり、スピニング〜ベイトフィネス系のロッドでは柔らかいロッドを使用します。一方、ベイトロッドに関してはM-MHと1-1.5ozクラスまでキャストできるロッドがあると良いです。
前ロッドにおいて共通していることは、ファースト〜レギュラーテーパー寄りのロッドで粘りのある硬さが欲しいです。
使用頻度は、各フィールドの条件等に応じて変わるのであなたのフィールドに該当するタックルを選択したいです。
ただし、スモールマウス釣りが初心者の方は、スピニングタックルをベースに、ベイトタックル、ベイトフィネスタックルを使い分けるのが良いです。
柔らかさと粘り強さがコツ!スモールマウスバスを狙うのに適したスピニングロッド
スモールマウスバス を狙うのであれば、使用シーンが多いスピニングタックル。そんなスピニングロッド選びは柔らかさと粘りのある強さを意識して選びたいです。
シマノ ゾディアス264UL-2
シマノから発売されているゾディアスは、1万円代の価格でありながら繊細なアクションと抜群の感度性能、スモールマウスバス を掛けた後の立ち回りが非常にしやすいです。
特に、ゾディアス264ULはウルトラライトなテーパーでありながらも感度と粘りの強さに安定感があります。軽量化が施されており、手首への感度が良いことからもライトリグをボトムで転がしてもしっかりとアクションが伝わります。
その上、スモールマウスバス 特有の「コンコンッ」としたアタリも取りやすいですよ。
シマノ ポイズンアドレナ268UL
ゾディアスの一歩先をいくポイズンアドレナ268ULは、ロッド全体に対して重さのバランスが絶妙に良いです。
キャストからボトム着底、あるいは巻き出しにおける軽やかなフィーリングを実現しています。正直、ゾディアス系の1万円代ロッドでも十分な性能ですが、感度性能でいえばポイズンアドレナに軍配が上がります。
流れの強いポイントなどでは、障害物なのか、魚のアタリなのかで迷うこともしばしあります。それゆえ、基本性能はもちろんですが軽量化と強さのある感度抜群なロッドは相性が良いです。
余裕のある硬さを選ぶ!スモールマウスバスを釣るのに最適なベイトフィネスロッド
少し重めのリグやミノー、シャッドをキャストする際に出番が多くなるベイトフィネスロッド。
スモールマウスバスを狙うのに、相性が良いと言われているベイトフィネスロッドについて見てみましょう。
シマノ ゾディアス168L-BFS-2
筆者が愛用しているベイトフィネスロッドである、ゾディアス168L-BFSモデルは遠投性能とスピニングロッドにはない力強さがあります。
ライトクラスの硬さであるため、ULのスピニングロッドよりも強めに掛けることができます。さらに、主導権を握らせない強さでスモールマウスバスの引きを止めやすいです。
スピニングタックルよりも寄せやすく、少しヘビーなルアーを扱えることもポイントが高いロッドですよ。
シマノ エクスプライド168L-BFS
エクスプライド168UL-BFSは、ハリのあるロッドになっているのでダウンショットリグやスモラバなどのボトムをしっかりと探りたい時におすすめなロッドです。
スタイリッシュなデザインに仕上がっており、軽いロッドであることからもクイックに釣りを展開できます。また、操作性も高いロッドなのでピンポイントでルアーを打ち込める強みがあります。
スピニングロッドにはない安定したブランクスで40-50アップクラスのスモールマウスバスを掛けてもやり取りが容易に行えますよ。
強靭さで選ぶのがおすすめ!対スモールマウス向けのベイトロッド
最後に、スピナーベイトやビックベイト 、10cmクラスのミノーなどを使用する際におすすめなベイトロッドについて紹介します。
アブガルシア ホーネットスティンガープラス HSPC-671MH MGS
アブガルシア から発売されている、ホーネットスティンガーはコスパ最強のベイトロッドです。
パワーのあるロッドに仕上がっていながらも、正確なキャストを行える強みがあります。ややロッド自重がありますが、1ozクラスのビックベイトを取り扱うには最適なロッドですよ。
因みにですが、筆者はジョイクロ128-148サイズを使用するのに多用しています。
【関連記事はこちら】
・【動画あり】スモールマウスはジョイクロで釣れる?実際に試してみた結果
シマノ ゾディアス160MH
ゾディアスシリーズのベイトロッドバージョンである160MHは、オールラウンドで多様なルアーをキャストできます。河川における巻きの釣りはもちろん、激流においてもしっかりとアプローチできます。
手元のグリップが握りやすく、MHの硬さであっても軽量なルアーを操作できる強みがありますよ。
他にも、カーボンモノコックグリップ(グリップ部分が、中空設計におけるカーボン素材になっている)を搭載していることにより、手元へ明確な振動が伝わるようになっている点も評価が高いです。
シマノ ポイズンアドレナ 166MH
ポイズンアドレナは、スモールマウスバスを狙う際の強靭さにおいて圧倒的な信頼感があります。
軽量、操作性の高さシマノのバスロッドでも最高峰で、フルカーボンを採用しながらもロッドの特殊加工(スパイラルXコア構造)によってバスの乱暴な動きにも、しっかりと対応しています。
ハードルアーメインで釣りをされる方は、少々の値は張っても揃えておきたいロッドと言えます。
(まとめ)スモールマウスバスを釣るためのロッド選び
今回は、スモールマウスバスを狙うのに最適なロッドについて3種類に応じて詳しくご紹介しました。
スピニング〜ベイトロッドまで、スモールマウスバスを狙う際は活用したいロッドを一挙に紹介しましたが、いずれも価格は1万円以上するものです。
これには理由があり、安物ロッドですと感度、軽さ、強さでどうしても不足感があります。
どうせ本格的に狙うなら、十分に使用できるスペックのミドルエンド〜ハイエンドクラスのロッドにしましょう。ぜひ、当記事を参考にしてみてくださいね。
1997年生まれ。24歳。
「若者がグローバルな社会で生き抜くために」をモットーに記事を書いています。趣味である釣りに関する記事も多数執筆。
-
前の記事
「釣れる」にこだわる!スモールマウスバスに適したワームって何? 2020.09.05
-
次の記事
スモールマウスバスの最大サイズは何センチ?驚愕の60cmサイズも生息している? 2020.09.06