スモールマウスバスの最大サイズは何センチ?驚愕の60cmサイズも生息している?
60cmのスモールマウスバスが生息していることについてご存知ですか?
「国内外問わず、スモールマウスバスの最大サイズを知りたい!」
「国内で釣れたスモールマウスバスの最大サイズについて知りたい」
こんな疑問がある方は、当記事が参考になるはずです。
ラージマウスバスサイズとえいば、2009年に栗田学さんが73.5cmの世界記録サイズを琵琶湖にて打ち立てました。一方、スモールマウスバスに関して言えば明確なレコード情報は記録されていません。
そこで、筆者独自のリサーチにて、国内外におけるスモールマウスバスの最大サイズについて調べてみました。当記事を読めば、限りなく正しい情報と釣り上げたスモールマウスバスにまつわる様々な情報について詳しくチェックできるはずです。
実は、筆者も記録に近いサイズのスモールマウスバスを釣ったことがあるので詳述しますね!
スモールマウスバスと言えばアメリカ!レコードサイズはアメリカの69cm?
まず、海外サイトにおけるスモールマウスバスの最大サイズをチェックすることにした筆者。早速、英語情報になりますがスモールマウスバスの最大サイズが判明しました。
1955年7月9日(昔すぎ!)、舞台はアメリカのテネシー州に位置する「デール・ホロー湖」と呼ばれるリザーバーでした。
当時の釣り人「デビットヘイズ氏」は、ルアーフィッシングによる釣法で69cm、重さにして5.41kgの巨大なスモールマウスバス をキャッチしました。
サイズ | 重量 |
69cm | 5,41kg |
ただし、デビットヘイズ氏は既にスモールマウスバスのレコード保持者であったことからも釣り人コミュニティにおいて、釣り上げた魚が偽造されていないかと疑惑の目を向けられるようになります。
理由としては、お腹付近にかけて鉛を入れることで重量の水増しを計ったというものでした。結果として、一時的にデビットヘイズ氏の釣り上げた69cmの記録は破棄されることに…
1969年には、他のアングラーが釣り上げた個体がレコード更新として取り扱われます。
ですが、その9年後の1978年、デビットヘイズ氏を告発した供述書に改竄があったことが発覚したことで正式にレコードフィッシュとして君臨しています。
長年の論争を釣り人界隈のコミュティで巻き起こしてきましたが、現在では69cmのスモールマウスバスが公式に認定されています。
*地図からも分かるように、デール・ホロー湖は巨大な湖であることが分かります。非常に奥深いワンドが形成されていることから、豊富な生態系が維持されていることが容易に想像できますね。
60cmサイズのスモールマウスバスは意外と釣られている
また、調査を進めると69cmサイズではないものの60cm前半代の個体は海外で釣れているケースがしばしあります。
こちらの記事では、ミシガン州(アメリカ)におけるレコードフィッシュが釣り上げられたと報告しています。2015年の記事となり、サイズはおよそ62cmとなります。
このサイズのスモールマウスバスはやはり圧倒的な迫力が伝わってきますね。
他にも、歴代の記録に残っているスモールマウスバス には明らかに60cmを超している個体が多く釣られていることが分かります。
(日本)国内&身近で60cmサイズのスモールマウスバスが釣れた話
筆者は、関東エリアで釣りをしているのですが、大型スモールが生息しているポイントにて釣りをしていた際に60,9cmのスモールマウスバスを釣り上げたことのある釣り人と出会った経験があります。
当時、現場での立場話で写真を見せてもらっただけなので信憑性は低いですよね。ですが、確かにメジャーに当てられた巨大なスモールマウスバスは60cmのメモリまで到達していました。
写真を見たときは信じられない思いがありながらも、「まぁ、いてもおかしくはないよな」という感情になったのを覚えています。
アメリカでもそうですが、国内においても大規模なフィールドの方が個体のサイズも大きくなるのではないかと思います。
また、ネットリサーチをしたところ「55cm」で横並びとなるスモールマウスバスが幾つか釣れていることが分かりました。
例えば、山形県の最上川では55cmの大型スモールマウスバスが釣れているようです。
最上川といえば大規模河川のイメージがあり、清流が流れる日本を代表する川というイメージが強意ですよね。
筆者の知る60upが釣れた河川と同様に大規模河川なので、ベイトフィッシュの多さなどと深く関係していそうですね。
50cmサイズのスモールマウスバスなら日本でも釣りやすい?
ところで、筆者も最大53cmのスモールマウスバスを釣ったことがあります(上記の動画がヒットシーンになります)。
スプリットショットリグによるシンプルな仕掛けですが、鯉のようなシルエットとズルズルとパワーのある引きでヒヤヒヤした思いがあります。
過去に2度、50upサイズを釣ったことがあるので(51/53cm)、個体が定着しているフィールドでは釣れやすいのかもしれません。
補足ですが、40upサイズのスモールマウスバス は全国的にあらゆるフィールドで釣果報告が上がっていますよ。
60cmサイズは幻?スモールマウスバスは十分に育つ
今回は、スモールマウスバスの最大サイズについて調査した結果をご紹介しました。
結論、スモールマウスバスであっても最大で69cmと非常に大型な個体が生息していることが分かります。
実際、琵琶湖で釣れたラージマウスバスと誤差は4cmほどしかありません。引きごたえが半端じゃない魚なので、スモールマウスバスで60upというのは釣り人の腕も試されますよね。
そして、国内においては筆者の知る限りでは60cmジャストサイズを見たことがあります。
証拠があまりにも薄いですが、50upサイズを釣り上げたことがあったり、サイト上でも55cmの釣果報告があることから60upを釣ったことのあるアングラーはいるかもしれませんね。
もし、巨大なスモールマウスバスを捕獲した際は筆者までご連絡頂けると幸いです!
1997年生まれ。24歳。
「若者がグローバルな社会で生き抜くために」をモットーに記事を書いています。趣味である釣りに関する記事も多数執筆。
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