Webライターとして安定した収益を稼ぎ出すまでのロードマップ
- 投稿日:2021.02.27 /更新日:2021.03.02
- webライティング
前回は、時給換算で1,000円以下時代だった頃、私が抱えていた苦悩についてご紹介しましたね。
低単価ライターの頃は、とにかく「報酬の低さ」による悩みでいっぱいになっていたと、つくづく思います。
そして、スキルが身に付いてきた状態からいかにして高単価かつ、継続的な案件を受注するかまでも解説しました。
- 低単価でもスキルを身につながら場数をこなす
- 高単価な案件に応募する
- 継続発注してもらえるように実績を出す
上記を繰り返しながら、継続的に発注をしてもらうことで稼げるライターへと転身できます。
特に、手の空いた状態になったために、新規の案件(ジャンルや記事テーマ、CVしたい目標)にも着手できる「心の余裕」が生まれたのは、大きかったです。
上述した内容は、webライターとして走り始めた人が絶対に抑えておいて損のない考え方です。
でも、そもそもwebライターとして食べていけるようになるための本質的なステップアップについて知りたいですよね。
独学でここまで案件をこなしてきた私ですが、「知らないことで遠回りしていたなぁ」と感じることは少なくありません。
もっと早く、良質な情報と活動指針があればもっと早く成果が出たとすら思います。
ここでは、本質的にwebライターが食えるようになるためのステップを下記のようにまとめました。
- 勝負するジャンルを決める
- 学びながら案件/事業に取り組んで結果を出していく
- (守破離の実践)我流のスタイルを構築して自分の強みを活かして仕事をする
勝負するジャンルを決める
まず、副業からでもフリーランスを目指している状態からでも、行動してみないと何も分かりません。
そのため、あなたが「いける」と感じたジャンルを決めて実際に動き出してみて欲しいです。
既にあなたもご存知かと思いますが、web系の仕事には様々な種類があります。
プログラマー、ライター、動画編集者、デザイナー…etc
他にも、ITコンサルタントやECショップ、Lステップ構築など、ジャンルは多岐に渡ります。
これだけ多くの職種があると、どれに挑戦すべきか迷ってしまうのもしょうがないです。
その他、各業種の中でもより専門性の高い仕事だけに特化した職業すらあるくらいです。
実際、ライターという仕事で私は食べている人間ですが
- SEOライター
- コピーライター
- ゴーストライター
- ルポライター
- フリーライター
などなど、数多くの専門業に分類できますね。
私の場合、SEOライターやコピーライター、ゴーストライターとして活動の幅を広げています。
でも、はじめから色々なジャンルに挑戦するのは、時間やスキル的にも厳しいです。
それゆえ、まずは興味関心のあるジャンルを選び、幾つか試してみるのがおすすめ。
実際、私が初めてweb系の仕事を取った時は動画編集の仕事でした。
動画テロップに文字入れをする仕事で、シナリオを構成して動画を作っていたこともあり、その後はライティング業も始めてみることに。
結果として、その後はライターとして徐々に力を付けていくようになり、動画編集よりも相性が良いと感じるようになりました。
最初から自分に適しているweb系の仕事を見つけるのは、容易なことではありません。
しかし、興味のある分野からで良いので取り組んでみることで、徐々にスキル面と心理的な変化から沸々と挑戦したい領域が見つかるはずです。
この際の注意点として、安易にお金が稼げそうなジャンルを始めないことです。
つまり、巷のネット広告やYoutube、ブログで紹介されているような「プログラミングスクール」などの影響を受けすぎないでください。
特に、プログラミングに関しては一部の上流エンジニアであれば月収50-100万円クラスを稼いでいる人も少なくありません。
他方、簡易なコード(私ですらhtmlやcssなどの超基礎的なことは理解しています)だけであれば、単価も低く、継続案件を受注するのは厳しいです。
これ、現場に立って関わっているプロジェクトを見ていて感じることですが、近年のサイト制作やEC構築のハードルは下がっています。
細かな装飾は必要であっても、「ライターを兼ねながらサイト立ち上げまで参画してしまう」なんて機会もあります(私がそうなのですが!)。
ライターでありながら、サイト制作の業務まで巻き取れてしまえばクライアントの手間も省けますし、しっかり実績を出せれば、それだけ信頼を獲得できます。
結果、多くの仕事を降って頂けますし、クライアントの経営者仲間などに仕事を紹介して頂けるなんてこともありますよ。
自戒も込めてですが、ライター業だけでなく、フリーランスなどで業務委託を受ける人は、クライアント目線が欠如している人が多いです。
ですから、クライアントが解決したい悩みに徹底的に寄りそうことで「自分の行うべき業務」「こだわるべきポイント」を明確にできます。
しかも、クライアントの課題解決に貢献できれば信頼され、継続的な案件を受注できます。
高度なスキルも大切ですが、クライアントの課題を解決すべく行動してみてくださいね。
話が逸れましたが、興味本位で幾つかのジャンルに着手するのはアリです。
ですが、「いっぱい、お金が稼げそう」という目的やモチベーションだけでは、ほぼ間違いなく失敗してしまうでしょう。
フリーランスを目指すなら尚更で、質の高い同業フリーランスは少なくありません。
ご自身の強みを発揮できる分野を見つけ、しっかりとスキルや経験を磨くことで食えるフリーランス(webライター)になっていくはず。
ライター業でも、「特に〇〇の分野に強いライター」という肩書きを名乗れるぐらいまで、継続して案件をこなし、スキル・クライアントとの関係を構築しましょう。
学びながら案件/事業に取り組んで結果を出していく
勝負するジャンルの決め方や考え方についてご紹介しましたが、次はジャンルを決めた後の話。
副業でもフリーランスでも、勝負したい方向性(ジャンル)が定まってきたら勉強しながら案件や事業に着手しましょう。
web業界は変化が早いというのは事実で、そうした業界でやっていける自信がないと感じるかもしれません。
でも、大丈夫です。
正確には、学びを止めてしまった時点で食えなくなってしまうということ。あるいは、収益が伸び悩む原因になるというのが正しい解釈です。
成果主義に依存するフリーランスとして生活するためには、「学びの姿勢」は絶対に欠かせません。
- どのジャンルでも身につけるべき基礎知識
- トレンドや業界ごとのルール変更
- 今の仕事から結び付けられ、派生した仕事やビジネス
など、常に情報を取得し、次の仕事やもっと規模感の大きい(結果として収益も増える)案件に着手できるようになります。
仕事をしながらも気づきをインプットし、自分の強みと合わせて生かせられることはないか、考えてみてください。
フリーランスの仕事というのは、取引先から案件を受注して仕事をするだけではない場合が多いです。
というか、それだけではクライアントの満足度を高めるのも難しく、報酬も限られがち(繰り返しになりますが、本当に大切なことなので…)。
相手の課題を見つけ、どうしたら解決できるかを考えることで、信頼できるフリーランスと認定され、自分自身の力も身に付きます。
ただ仕事をするだけでなく、学び、実践しながら、徐々に力を付けてみてください。
もちろん、大変に感じる時は多いですが、納期した後にクライアントから感謝の言葉をもらえると最高に嬉しいですよ。
そして、自然とスキルや難しい案件に対する対応力も身についていたことに気づくはずです。
(守破離の実践)我流のスタイルを構築して、自分の強みを活かして仕事をする
ジャンルを選び、学びながら仕事をしていくと自分に自信がついてきます。
クライアントからは褒められることも増え、プロとして認めていただくようにもなります。
事実、私の場合はライター2年目ぐらいから「流石、プロだね」「プロの方が書く記事はやっぱ違いますね」とお褒めの言葉を頂くようになりました。
時給単価の低い時代から愚直に案件をこなし、その中で改善点を洗い出して徐々に単価の高い仕事食いついていけたのも、実はクライアントからのお褒めの言葉によって自信が高まっていたからです。
と、一定ラインまで一つのジャンル(ライターでも動画編集でも、プログラマーでも)を突き詰めると、「単価の壁」や「飽き」が出てきます。
そこで、次のステップ。
身につけた仕事が安定し、顧客からの満足感も高まってきたタイミングで守破離を意識して動いてみましょう。
*「守破離」とは「尊敬する指導者の教えを真似、続いて教えを破り、最後は独自の道に進む」という意味。
ここでの守破離とは、
守:
基礎・基本を徹底して、各ジャンルごとのプロフェッショナルととして素養を身につける。
破:
仕事をする上での課題を見つけ、独自の学習と実践を繰り返して力を身につけてフリーランスとしての実力を付けていく。
離:
自分にしかできない強みに基づき、自由度の高い仕事に挑戦していく(できる状態)。
私の場合、1日に最低でも5,000文字、フル稼働とは言わずとも週に5日は執筆していました。
個人ブログも運営していますが、クライアントの記事なので一切の手抜きなし。
うまくいかないことに苛立ちを感じる時もありましたが、随時、ミスを修復しながら積み重ねることで「守」を体得。
その上で、より良い記事を、文章を書くために独学で様々な本や同業の方のSNS、有料note、ブログを読み漁ることに。
すると、今まで以上に読者目線で記事を執筆できるようになり、質が高く、売り上げに貢献できるようになりました。
あの時の感覚は今でも鮮明で、文章を書いていて自分で感じるんですよね。
ただ書くのではなく、「どうして書いているのか?」「この記事は、どこを着地点として記事を描くべきか」「読者との距離感は?」あれこれ考えるうちに、問いに対する答えが明確になるイメージです。
気付けばこれが、「破」の部分に該当しますね。
最終的に、応用の効いた対応力を身につけたことで「できること」が一気に増え「離」の段階である、メディア立ち上げからディレクション、マーケティング施策の提案もさせて頂くようになりました。
「離」の段階になると、過去の総合的な経験からも我流のスタイルで仕事を受注できるようになります。
例えば、
金融ライターであり、仮想通貨に詳しく、実際に投資をしていて、それでもってライターである私。
さらに現在では、ゴーストライティングやセールスライティング、サイト設計まで考えて記事制作を立案するディレクターとしても活動の裾野を広げています。
過去の経験や持っているスキルを必要としてくれている人は必ずいますし、自分の得意を最大限に活かせるので成長速度も早いです。
培ってきた経験は必ず役立つので、ぜひ守破離を意識して動いてみてください。
WEBライター実践ガイド
\【WEBライティング】コーチング/
では、下記のようなお悩みに対して「課題」を明確にし、「改善」できます。
- WEBライターとして活動していきたいけど、何から手をつけたらいいか分からない
- なかなか提案が通らなくて、自分のライティングスキルを分析して欲しい
- WEBライターが「書くスキル」だけでなく、「身につけておくべきスキル」を詳しく知りたい
- クライアントに過剰な要求をされているけど、「単価交渉すべきか?」それとも、「切るべきか?」悩んでいる。
私自身、上記で挙げたようなことで頭を悩まし、苦い経験をしてきました。
「副業WEBライターで稼ぎたい」、「専業WEBライターとして稼げるようになりたい」、「WEBライターからディレクターやブロガー、アフィリエイターを目指したい」
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